「コールドシャワー」とは、その名の通り冷たい水のシャワーを浴びることです。
昨今ネット上で注目を集めているYoutuber ジョージ-メンズコーチ-も勧めている「コールドシャワー」。
冷たい水を急に浴びるということで、心臓に負担がかかり危険なのでは？本当に身体に良いのか？と疑問に思われる方も少なくないでしょう。
そこで今回はコールドシャワーを浴びるメリット・デメリット、正しいやり方などについて徹底的に解説していきます。
コールドシャワーを浴びるメリット
免疫機能が向上する
冷たい水を浴びると風邪をひいてしまうのではと考えてしまいますが、逆に免疫機能を高めるということが判明しています。ふつうの温かいシャワーを浴びるよりも、温かいシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びる方が病気のリスクが下がるという結果が出ています。
これは、急な温度変化により身体の機能が高められ、免疫機能が向上するからだと考えられています。
ダイエット効果がある
冷たい水を浴びることによって、代謝が上がりやすくなるということが分かっています。
人間の身体には「褐色脂肪細胞」という脂肪を熱に変換する細胞があるのですが、コールドシャワーによる体温の変化によって褐色脂肪細胞が活性化します。つまり、コールドシャワーにより脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果が得られるということです。
ダイエットに奮闘中の方々にとってはうれしいメリットですね。
心臓の機能が向上する
冷水を浴びることで血管が収縮し、一時的に血流が悪くなります。すると自ら血管を広げようとする力が働き、結果的に血流は良くなります。そして血液の循環が良くなることで心臓が健康な状態になります。実際にコールドシャワーを浴びてみると、もちろん最初は「冷たい、寒い」と感じるのですが、浴び終わったあとには身体がポカポカしてくる感覚があります。これは血液の循環が良くなっているということだと思います。
ただ、心臓に持病がある方などにとっては、心臓の機能が向上するというよりも血管の収縮の段階で何らかの問題が生じる可能性がありますので、少しでも不安な方は浴びない方が無難でしょう。
自制心が強くなる
コールドシャワーには多くのメリットがありますが、特に冬の寒い日に浴びようとすると、かなりの勇気が必要となるのではないでしょうか。
ただ、そんな状況でもコールドシャワーに立ち向かうことができる人には自分を律する力があると言えます。やりたくないことでも意志の力で実行する、この経験により自分自身をコントロールする力が養われるのではないかということです。
もしかするとコールドシャワーを習慣化することにより、実生活での気が進まないタスクなどに対して今よりも上手に対処できるようになるかもしれません。
コールドシャワーを浴びるデメリット
心臓に負担がかかる
コールドシャワーは血管を収縮させるため、一時的とはいえ心臓に負担がかかります。学生時代のプールの授業を思い出していただきたいのですが、寒い日のシャワー（通称：地獄のシャワー）は心臓に悪そうだと思いませんでしたか？もちろん大半の人にとっては問題なく冷たい水を浴びられるのですが、心臓に持病のある方や少しでも不安に思われる方は浴びない方がいいと言えるでしょう。
お湯と比べると洗浄力に欠ける
朝に身体を覚醒させるためのシャワーであれば全く問題ないのですが、一日の汚れを落とすための入浴においてコールドシャワーは適していないと言えます。なぜなら頭皮などにおける皮脂の汚れは水だけではなかなか落ちないからです。
したがって、身体をきれいにしたいけどコールドシャワーも浴びたいという方には、温かいシャワーで身体をきれいにした後にコールドシャワーを浴びることをおすすめします。
コールドシャワーのやり方
コールドシャワーは世界中で実践されていますが、そのやり方は十人十色です。
冷たいシャワーを浴びる人もいれば、温かいシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びる人もいたり、どれだけの時間浴びるかなど様々です。どの浴び方が自分の身体に合うかは試してみなければわかりません。
個人的にはYoutuber ジョージ-メンズコーチ-が推奨しているように、朝に冷たいシャワーを浴びることがおすすめです！3~5分間浴びることで朝の目覚めに役立ち、その後の1日が有意義なものになると感じます（笑）
まとめ
コールドシャワーを浴びることにより、さまざまな良い効果が期待できます。
上記のメリットに加えて、これからの暑い季節においてはコールドシャワーを浴びることでリフレッシュできることでしょう。私も今年の夏はたくさんコールドシャワーを浴びようと思います！
ただデメリットで挙げたように、良いことばかりではありません。
無理のない範囲で始めてみて、自分の身体に合っているのかをしっかりと見極めることが重要だと言えるでしょう。
皆さんも正しい知識で楽しいコールドシャワー生活を送りましょう！
